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スプレッドシートで検索して一致したものを抽出する
QUERY関数を使って、特定の文字列が含まれたセルを検索・抽出する方法を紹介します。QUERY関数は、クエリ(問い合わせ内容)を指定して抽出する関数です。
例題)
下記の画像のように名簿でグループ分けをして、Aグループの人のデータを取り出す場合、を例として解説します。
=QUERY(範囲,”where B=’A'”,-2)と入力
データを抽出したい先頭のセルに「=QUERY( B:E,”where B=’A'”,-2)」と入力するとデータを検索して抽出することができます。
関数コピー用
=QUERY( 範囲,”where B=’検索文言'”,-2)
- 範囲…検索する列を入力
- 検索文言…検索したい文言を入力
- -2…入力しなくても大丈夫。見出し行など範囲の先頭行から何行下からデータが始まるかによって変更。
上記のように、Aグループの方のデータを検索し抽出することができます!
【応用】2個以上の条件で検索して抽出する
応用編として、条件を2個以上つけて検索・抽出するケースについても解説します。先ほどの例で、グループがAかつ血液型がO型の人のデータを検索して抽出してみます。
=QUERY( B:E,”where B = ‘A’ and E = ‘O'”,-2)と入力
条件を追加する場合は「and」もしくは「or」で結びます。使い分けとしては下記の通りです。
- 条件①かつ条件②…and
- 条件①または条件②…or
例の場合はグループがAかつ血液型がOなので、B=’A’とE=’O’をandで結んでいます。
関数コピー用
=QUERY( B:E,”where B = ‘A’ and E = ‘O'”,-2)
データを抽出したいセルに「=QUERY( B:E,”where B = ‘A’ and E = ‘O'”,-2)」と入力すると、Aグループかつ血液型がO型の人のデータが抽出されました!